コレクション展
2019年度第2期コレクション展
From the museum collection 2019: second period
前室1、展示室4〜5 戦争の手触り
様々な経緯を辿って現在この愛知県美術館に収まっている作品のなかには、ときに直接的に、ときに間接的に、戦争の手触りをわたしたちに伝えるものがあります。当時の美術家たちが触れたはずのものについて、それぞれの作品を通じてあらためて考えます。
展示室6 西洋絵画の名品
愛知県美術館はこれまで20世紀の美術を中心に、西洋絵画のコレクションの充実を目指してきました。今回はクリムト、ゴーギャン、ピカソなど20世紀前半の西洋絵画の名品を紹介します。
展示室7 小企画 岸本清子 メッセンジャー
1939年に名古屋市に生まれた画家・岸本清子の特集展示を行います。岸本は絵画と並行して、パフォーマンスや社会活動も展開しました。今回は彼女の活動を多角的にご紹介いたします。詳細は小企画 岸本清子 メッセンジャーをご覧ください。
展示室8 木村定三コレクション 戦後の洋画から モティーフやイメージのつながり
幅広いジャンルと時代にわたる木村定三コレクションから、熊谷守一(次期コレクション展で特集)以外の戦後日本の洋画家たちをご紹介します。今回は、作者の違いを越えて描かれたモティーフやイメージに共通性が感じられる作品を集めました。コレクター木村氏の意識的・無意識的な好みが窺われるでしょう。
プラスキューブ 小田香「メモリーズ・イン・セノーテ」
愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品『セノーテ』(2019年)制作中、小田香監督が描いた絵画《ミューズ》に、本編では未使用の映像を組み合わせた構成です。小田監督が訪れた、メキシコ・ユカタン半島の風をお届けします。
基本情報
- [会期]
2019年11月1日(金)〜12月15日(日)
- [会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- [開館時間]
10:00〜18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)- [休館日]
毎週月曜日(ただし11月4日[月・休]は開館)、11月5日(火)
- [観覧料]
一般 500(400)円
高校・大学生 300(240)円
中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※企画展の観覧券で、コレクション展もご覧いただけます。- [主催等]
[主催] 愛知県美術館