エデュケーション

愛知県美術館では、さまざまな年代や立場の人々が美術について学べる場を提供することを目的として、教育活動を展開しています。なかでも子どもたちには、早くから美術に触れ、生涯にわたって美術館という場所に親しんでいただきたいと考えています。また普段は美術館や美術作品になかなか触れる機会がない方々にも、当館のコレクションに親しんでいただく機会を提供したいと考えています。このような考えに基づきながら、教員や各種団体、市町村施設の方々と連携し、下記のようなプログラムを展開しています。

先生のためのプログラム・学校団体鑑賞のお申込み

児童・生徒向け鑑賞学習法の理解と共有を目的として、小・中・高の教員を対象に、企画展ごとに「先生方との鑑賞学習交流会」及び「鑑賞学習ワーキンググループ」を開催しています。その成果は、美術館と教員とが協力して実施する研修や鑑賞会を通じて、学校現場での指導に活用されています。
また、当館での鑑賞をご希望の学校団体向けに、事前の下見やプログラムづくりのご相談にも対応しています。

先生のためのプログラム・学校団体鑑賞のお申込み

視覚に障がいのある方へのプログラム

県内のボランティア組織や盲学校と連携し、「視覚に障がいのある方を対象とした鑑賞会」を年に数回開催しています。点字による作品解説、触図、立体絵画など、さまざまなツールを用いて、学芸員やスタッフと対話をしながら鑑賞を行います。

視覚に障がいのある方へのプログラム

移動美術館

遠隔地にお住いの方々にも当館のコレクションに親しんでいただくために、年に一度、県内市町村等の施設で「移動美術館」を開催しています。講演会や展示説明会(ギャラリートーク)、学校団体の鑑賞会なども実施しています。2011年度からは、愛知県陶磁美術館との共同主催となり、より幅広い分野の作品をお楽しみいただけるようになりました。

過去の移動美術館

博物館実習

愛知県美術館では、博物館学芸員資格取得を目指す学生のために、博物館法施行規則に定める「博物館実習」を実施しています。美術館における作品の収集、保存、展示、調査・研究、教育普及の活動や、美術館運営の現状について、講義と実習を行います。

博物館実習

その他

各企画展、コレクション展の開催に併せて、外部の専門家による講演会や、学芸員・アーティストによる展示説明会(ギャラリートーク)を実施したり、鑑賞ガイドをはじめとする各種鑑賞補助資料を配布したりしています。詳しくは各展覧会・イベントのページをご覧ください。

開催中の企画展・イベント