コレクション展

2021年度第2期コレクション展

From the museum collection 2021: second period

ライオネル・ファイニンガー《夕暮れの海Ⅰ》1927年

展示室5 洋画特集──作品の情報を見る

本特集では、作品の履歴や関連情報に焦点をあてています。作品の額裏の情報や関連資料から、作品がどのように描き変えられていたのか、題名の意味はこうだったのか、この情報の真偽は、など新たな知見を紹介します。
展示室5鑑賞ガイド(『速報洋画』)

展示室6 グスタフ・クリムトと光の諸相

光はさまざまなかたちで美術作品の中に取り入れられてきました。金に彩られたクリムトの《人生は戦いなり(黄金の騎士)》をはじめ、当館のコレクションから多様な光を表象する作品を展示し、美術における光の意味や機能を探ります。

展示室7 版画家・野村博と『夕刊新東海』

戦後の新興紙『夕刊新東海』の記者で、のちに版画家として活躍した野村博の旧蔵資料を中心に、当時の新聞紙面から垣間見える戦後愛知のアートシーンをご紹介します。

展示室8 木村定三コレクション 浜田葆光と熊谷守一

木村定三コレクションが生まれるきっかけとなった、1938年の熊谷守一の日本画展。この展覧会を実現させたのは画家の浜田葆光でした。関連資料や周辺作家の作品を通して、浜田の画業と熊谷との交流を振り返ります。

プラスキューブ ドローイングとアニメーション、あるいはプロセスのアート Part 2 辻直之

辻直之は一枚の紙に木炭で動きの基点となる絵を描き、それを消しては次に続く少し異なる絵を描いて...、という作業を繰り返してアニメーションを制作しています。今回、代表作《影の子供》の完成映像とともに、作者の手元に残された原画を展示します。

基本情報

[会期]

2021年10月8日(金) ~ 11月21日(日)

[会場]

愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)

[開館時間]

10:00~18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)

[休館日]

毎週月曜日

[観覧料]

一般 500(400)円
高校・大学生 300(240)円
中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金

[主催等]

[主催] 愛知県美術館