企画展
曽我蕭白 奇想ここに極まれり
Soga Shohaku:The Ultimate Eccentric
力強い筆墨と極彩色で超現実的な世界を描き出した蕭白のあくの強い画面は、グロテスクでありながらおかしみもたたえ、見る人をひきつけて止みません。
本展では、強烈な印象を与える蕭白の醜怪な表現を紹介すると共に、その原点となった桃山時代の絵画、そして江戸時代初期の絵画との関係を掘り下げることで、蕭白がいかにして型を破り、奇矯な画風を打ち立てたのかを明らかにし、また晩年の作品への変化を通して画業の到達点を見定めます。
愛知県美術館は、平成25(2013)年に「円山応挙展──江戸時代絵画 真の実力者」、平成29年(2017)年に「長沢芦雪展──京のエンターテイナー」を開催しました。理屈抜きのわかり易さと優美さで京の画壇を席巻した応挙と、奇抜な構成と自在な筆致で人々を驚かせ愉しませた芦雪、それに継ぐ企画として、曽我蕭白を取り上げます。
基本情報
- [会期]
2021年10月8日(金)~11月21日(日)
- [会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- [開館時間]
10:00-18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)- [休館日]
毎週月曜日
- [観覧料]
【平日限定券】
一般 1,400(1,300)円
高校・大学生 1,100(1,000)円
中学生以下無料【土日祝日券】
一般 1,600(1,500)円
高校・大学生 1,300(1,200)円
中学生以下無料※平日限定券は、平日の開館日のみ有効なチケットです。
※平日限定券、土日祝日券ともに時間の指定はございませんので、開館中のお好きな時間にご来館ください。
※中学、高校、大学生の方は学生証をご提示ください。
※( )内は前売券および20名以上の団体料金です。
※上記料金で、同時開催のコレクション展もご覧になれます。
※「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかをお持ちの方、また、その手帳に「第1種」または「1級」と記載のある方に付き添われる方は、1名まで各料金の半額でご観覧いただけます。当日会場で、各種手帳(ミライロID可)をご提示ください。- [外部サイト]
展覧会公式サイト:https://static.chunichi.co.jp/chunichi/pages/event/soga_shohaku/
公式図録オンラインショップ:公開を終了しました。
- [主催等]
[主催] 愛知県美術館、中日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知
[後援] JR東海
[協賛] アイシン、ライブアートブックス
展示替え情報
※会期中一部展示替えがあります。
前期:10月8日(金)〜10月31日(日)
中期:11月2日(火)〜11月16日(火)
後期:11月17日(水)〜11月21日(日)
関連イベント
■記念講演会「奇想の絵師・蕭白の実像とは?」
[講師]山下裕二(明治学院大学教授)
[日時]2021年10月8日(金) 13:30-15:00
[会場]アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
[定員]抽選70名(9月22日締切・聴講無料)
■スライドトーク(学芸員による展示説明会)
[日時]2021年10月10日(日)、10月17日(日)、10月30日(土)各回11:00-11:40
10月15日(金)18:30-19:10
[会場]アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
10月30日のみアートスペースE・F(愛知芸術文化センター12階)
[定員]各回90名(10月30日のみ30名)
※申込不要・聴講無料、開始時刻に会場にお集まりください。