コレクション展

2019年度第3期コレクション展

From the museum collection 2019: third period

エドヴァルド・ムンク《イプセン『幽霊』からの一場面》1906年 テンペラ、画布

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3月1日(日)をもって閉幕した。

前室1、展示室4 19世紀末から20世紀初めの美術──ムンクと象徴主義・表現主義──

 写実主義に反発し、内的な世界を表そうとした19世紀末の「象徴主義」と、外界の事象再現よりも感情や精神性の表出を重視した20世紀初頭の「表現主義」。この展示では、両者をつなぐ存在としてムンクを中心に置き、版画作品を主にご紹介します。

展示室5 20世紀前半 ヨーロッパの美術

 愛知県美術館のコレクションの中から、当館を代表する20世紀のヨーロッパの美術を中心に展示しています。クリムト、ピカソ、マックス・エルンストなどが並びます。

展示室5 20世紀後半 アメリカの美術

 第二次世界大戦を機に、アートシーンの中心もアメリカへと移ってゆきます。ここではアメリカの抽象表現主義やポップ・アートの作品をご紹介します。

展示室6 21世紀の美術 スタジオと展示室

 スタジオでの制作プロセスや、輸送・展示で使う資材など、美術をめぐるプロセスや周辺部分を想起させる作品を展示しています。

展示室7 小企画 横内賢太郎 CONTACT

 2014年からインドネシアに移住した横内賢太郎(1979-)の作品を一堂に展示しています。インドネシアで描かれた絵画、映像、焼き物が並びます。詳細は小企画 横内賢太郎 CONTACTをご覧ください。

展示室8 木村定三コレクション 熊谷守一と猫あつめ

 木村定三コレクションの中でも、重要な位置を占めるのが、熊谷守一の絵画です。今回は、晩年の熊谷が自宅の庭でスケッチをした作品を中心に集めました。熊谷がどのように作品を制作したのか、同じタイトルの作品を並べて考えます。

基本情報

[会期]

2020年1月3日(金)〜3月1日(日) ※当初予定は〜3月15日(日)

[会場]

愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)

[開館時間]

10:00〜18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)

[休館日]

毎週月曜日、1月14日(火)、2月25日(火)
※ただし、1月13日(月・祝)、2月24日(月・振)は開館。3月9日(月)は特別開館。

[観覧料]

一般 500(400)円
高校・大学生 300(240)円
中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※企画展の観覧券で、コレクション展もご覧いただけます。

[主催等]

[主催] 愛知県美術館

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