コレクション展
愛知万博20周年記念事業 特別展示 フランス・オービュッソンのタピスリー:『千と千尋の神隠し』
Aichi Expo 20th Anniversary Exhibition - Spirited Away: An Aubusson Tapestry
2025年は、2005年日本国際博覧会「愛知万博」開催から20周年の節目となります。これを記念し、愛知県では、愛知万博20周年記念事業「愛・地球博20祭」を開催します。
「愛・地球博20祭」では、同時期に開催される2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」との連携企画として、フランスのオービュッソン国際タピスリーセンターが制作したスタジオジブリ作品にもとづくタピスリーを、愛知県美術館において特別展示します。
フランス中央部の街オービュッソンは、15世紀頃からタピスリーが織られてきた街として知られており、2009年にはこの地方で織り上げられたタピスリーやその伝統的な技術がユネスコの無形文化遺産に登録されました。2016年にオープンしたオービュッソン国際タピスリーセンターでは、タピスリーや絨毯の豊富な作例を通じて、その歴史や技術を紹介しています。そして2019年からは、宮﨑駿監督のアニメーション映画から選んだ場面を、巨大なタピスリーとして織り上げるプロジェクトが進行しています。この特別展示では、そのプロジェクト作品の一つである映画『千と千尋の神隠し』の一場面を表現したタピスリーを、日本で初めて公開します。会場では、タピスリーの制作に関連した資料などもあわせて展示し、オービュッソンのタピスリー技術もご紹介します。
オービュッソンの伝統技術と、世界に広がるスタジオジブリ作品の魅力との豊かな結びつきによって生まれた最新のタピスリーを、どうぞご覧ください。
*大阪・関西万博のフランスパビリオンでは、映画『もののけ姫』のタピスリーを日本初公開!
基本情報
- [会期]
- 2025年4月11日(金)- 6月8日(日)/ 7月4日(金)- 8月17日(日)
- [会場]
- 愛知県美術館(愛知県芸術文化センター10階 展示室4)
- [開館時間]
- 10:00-18:00 金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
- [休館日]
- 毎週月曜日(※ただし、5月5日(月・祝)、7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館)、5月7日(水)、6月9日(月)-7月3日(木)、7月22日(火)、8月12日(火)
- [観覧料]
コレクション展の観覧券でご覧いただけます。
一般 500(400)円
高校・大学生 300(240)円
中学生以下無料
※( )内は20 名以上の団体料⾦です。
※上記料金で本特別展示およびコレクション展をご覧いただけます。
※同時期開催の企画展のチケットでもご覧いただけます。
※本展示の前売券はございません。当日券は10階美術館窓口でのみ販売します。
※⾝体障害者⼿帳、精神障害者保健福祉⼿帳、療育⼿帳(愛護⼿帳)、特定医療費受給者証(指定難病)のいずれかをお持ちの⽅は、無料でご観覧いただけます。また付き添いの⽅は、各種⼿帳(「第1種」もしくは「1級」)または特定医療費受給者証をお持ちの場合、いずれも1 名まで無料でご観覧いただけます。当⽇会場で各種⼿帳(ミライロID可)または受給者証をご提⽰ください。付き添いの⽅はお申し出ください。
※学生・生徒の方は当日会場で学生証(生徒手帳)をご提示ください。- [主催等]
主催:愛知県美術館、愛知万博20周年記念事業実行委員会
協力:オービュッソン国際タピスリーセンター- [お問い合わせ先]
愛知芸術文化センター愛知県美術館
電話:052-971-5511(代)
(※愛知万博20周年記念事業全体に関すること)
愛知万博20周年記念事業実行委員会
事務局:愛知県政策企画局企画調整部企画課愛知万博20周年記念事業推進室
電話:052-954-6073
同時期開催
4月11日(金)-6月8日(日)
企画展「どうぶつ百景-江戸東京博物館コレクションより」
第1期 コレクション展
7月4日(金)-8月17日(日)
企画展「竹内栖鳳展」
第2期 コレクション展
関連イベント
記念講演会
「オービュッソンのタピスリーにおける宮﨑駿のイマジネーション」
講師:エマニュエル・ジェラール(オービュッソン国際タピスリーセンター館長)
日時:4月12日(土)13:30-15:00(13:00開場)
会場:アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
定員:先着180名
※通訳付き
※申込方法:詳細が決まり次第、こちらのサイトでお知らせします。