コレクション展
コレクションズ・ラリー 愛知県美術館・愛知県陶磁美術館 共同企画
When Two Collections Meet: Co-curated by the Aichi Prefectural Museum of Art and the Aichi Prefectural Ceramic Museum
愛知県美術館と愛知県陶磁美術館のコレクションを合わせると、その数は17,000件以上にのぼります。本展は、そのなかから両館の4人の学芸員がそれぞれ独自の視点でテーマを立ててご紹介する、オムニバス形式の展覧会です。同じ愛知県立の美術館同士ですが、意外にもこのように大きな規模での共同企画を行うのは初めてのこと。愛知県陶磁美術館が休館中(2025年4月に再開予定)だからこそ実現したこの企画、2館のコレクションが出会うことで生まれる作品同士の共鳴を是非ともお楽しみください。
基本情報
- [会期]
- 2024年1月16日(火)~4月14日(日)
- [会場]
- 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- [開館時間]
- 10:00-18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで) - [休館日]
- 毎週月曜日(2月12日[月・振休]は開館)、2月13日(火)
- [観覧料]
一般 500(400)円
高校・大学生 300(240)円
中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金です。
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛護手帳)、特定医療費受給者証(指定難病)のいずれかをお持ちの方は、無料でご観覧いただけます。また付き添いの方は、各種手帳(「第1種」もしくは「1級」)または特定医療費受給者証(指定難病)をお持ちの場合、いずれも1名まで無料でご観覧いただけます。当日会場で各種手帳(ミライロID可)または特定医療費受給者証(指定難病)をご提示ください。付き添いの方はお申し出ください。
※学生の方は当日会場で学生証をご提示ください。
※当日券は、愛知県美術館チケット売り場でご購入いただけます。
※前売券の販売はありません。- [主催等]
[主催] 愛知県美術館、愛知県陶磁美術館
見どころ
第1章 JOMON 日本のやきもの史上、最古にして最大の人気を誇る縄文土器。その造形のどんなところに人々は惹きつけられるのか、土、形、紋様などの視点からその魅力を探りつつ、共鳴する作品とともに楽しみます。 |
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《深鉢》縄文時代中期(紀元前3,000〜2,000年頃) 愛知県陶磁美術館蔵(工藤吉郎氏寄贈) |
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第2章 うーまんめいど 映像作家・出光真子の著書『ホワット・ア・うーまんめいど』に着想を得たこの章では女性作家による作品を特集します。また、近年の両館の新収蔵作品も展示いたします。 |
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前本彰子《Silent Explosion──夜走る異国の径》1988年 愛知県美術館蔵 |
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第3章 ハードロック/ヘヴィメタル 硬い岩と重金属をあえて直訳したこの章では、文字通りゴツゴツした物質感や、重さや硬さなどを想像させる作品が並びます。 |
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中村錦平《鳴キノボルハ内面構図》1991年 愛知県陶磁美術館蔵 |
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第4章 祈り 展覧会を締めくくるこの章では、仏教美術や墓の副葬品などを通して、作品に込められた祈りや死後の世界に対する人々の想いについて考えてみます。 |
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熊谷守一《地蔵菩薩》1959年 愛知県美術館蔵(木村定三コレクション) |
関連イベント
■トークラリー(学芸員による展示説明会)
両館の学芸員による作品解説をおこないます。
[日時]1月21日(日)、2月10日(土)、4月6日(土)各回11:00-12:00
3月8日(金)18:30-19:30
[会場]美術館展示室内
[定員]各回先着30名(申込不要)
チケットをお持ちの上、開始時刻に美術館ロビーにお集まりください。