映像プログラム

第25回アートフィルム・フェスティバル

The 25th Art Film Festival

章梦奇『自画像:47KMのスフィンクス』2017年
(写真提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭)

※「ご来館されるみなさまへのお願い」をよくお読みの上、ご来館ください。

特集 映画の声を聴く

 「アートフィルム・フェスティバル」は、実験映画やビデオ・アート、ドキュメンタリー、フィクション等、従来のジャンル区分を越えて、独自の視点からプログラムを構成する特集上映会です。

 特集テーマは「映画の声を聴く」。1895年に誕生した映画は、音声を伴わないサイレントの表現として始まりました。今日私たちが親しんでいる、映像と音がシンクロした映画が成立するのは1930年代以降ですが、まだサイレント映画の1920年代に、映画は既に第一の黄金時代を迎えています。そのため映画ファンの中には、音声をあまり重視しない向きもありますが、一方でジョナス・メカスの日記映画やクリス・マルケルのエッセイ・フィルムのように、極めて独特で印象的なナレーションの作品もまた存在します。彼らから章梦奇(ジャンモンチー)ら近年の注目すべき作家までを取り上げ、音声表現の魅力を持つ映画の系譜をたどります。

 また小特集として、令和元年度に愛知県美術館が『アニムス Part1』『同 Part2(1982)を収蔵した、日本における先駆的な映像作家でビデオ・アーティストの一人である出光真子のプログラムや、戦中から1990年代までドキュメンタリーの分野で活動した野田真吉が、名古屋在住の画家・水谷勇夫の「凍結絵画」制作の過程を記録した『水谷勇夫の十界彷徨』(1984)を上映します。本作品は完成当時、限られた形でしか上映されておらず、極めて貴重な鑑賞機会となるでしょう。

基本情報

[会期]

2021年10月20日(水)~31(日)〈予定〉
※上映作品、時間等の詳細は、後日、発表致します。

[会場]

愛知芸術文化センター12階
アートスペースA
(定員:90名)※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により変更になる場合があります

[休館日]

10月25日(月)

[観覧料]

無料

[主催等]

[主催] 愛知県美術館


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野田真吉『水谷勇夫の十界彷徨』(1984)制作風景(野田監督は、右から3人目。写真提供:水谷イズル)

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出光真子『アニムス Part1(1982)