企画展
GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
GENKYO YOKOO TADANORI
私は絵画から目を外して来ませんでした。
未だに絵画は私にとって未知の領域です。
横尾忠則
横尾忠則(1936年生まれ)は、1960年代初頭よりグラフィック・デザイナー、イラストレーターとして活動を開始し、日本の土俗的なモティーフとポップ・アート的な感覚を融合させた独自の表現で注目されました。1980年代には「デザイナー」から「画家・芸術家」へと活動領域を移し、斬新なテーマと表現による作品を次々と発表して、現代美術家としても高い評価を得ています。
自己と、自己の芸術についての「語り」は、横尾の芸術の重要な要素です。この意味において、最近の作品に現れる「原郷」という概念は、とくに重要です。それはすべての人間の魂のふるさとであり、横尾の芸術の背後に存在する広大なイメージのリソースでもあります。作家が繰り返し立ち戻り、様々なイメージや記憶の連関を見出している、鬱蒼とした森のような領域。この「原郷」こそが、横尾が生み出す変幻自在で独特なイメージ世界の源泉なのです。
東海地方の美術館で開催される初めての大規模な個展となる本展は、絵画を中心にグラフィック作品を加えた豊富な出品作品によって、横尾の生涯の展開をたどりながら、その芸術の全貌を明らかにするものです。
基本情報
- [会期]
- 2021年1月15日(金)~4月11日(日)
- [会場]
- 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- [開館時間]
- 10:00-18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで) - [休館日]
- 毎週月曜日
- [観覧料]
- 一般 1,500(1,300)円
高校・大学生 1,200(1,000)円
中学生以下無料
※( )内は前売料金。前売券はローソンチケットでのみ販売します(愛知県美術館 10階チケット売場では販売いたしません)。【Lコード:40450】
※前売券販売期間:2020年12月15日(火)~2021年1月14日(木)
※当日券は愛知県美術館10階チケット売場、ローソンチケット等で販売します。
※上記料金で同時開催のコレクション展もご覧いただけます。
※「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかをお持ちの方、また、その手帳に「第1種」または「1級」と記載のある方に付き添われる方は1名まで当日料金が半額となります。障がい者割引の適用については、美術館チケット売り場にて手帳をお示しいただき、お買い求めいただいたチケットに限ります。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、同時に多くの方が入館することを避けるため、本展では団体割引は行いません。 - [外部サイト]
展覧会公式サイト:https://genkyo-tadanoriyokoo.exhibit.jp/ ※公開を終了しました。
前売券購入(ローソンチケット):販売を終了しました。
- [主催等]
[主催] 愛知県美術館、メ~テレ、朝日新聞社
関連イベント
■スライドトーク(企画・監修者による展示説明会)
[日時]2021年1月30日(土)、2月28日(日)、3月10日(水)
各回14:00-15:00
[会場]アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
[定員]各回先着90名
※申込不要・聴講無料、開始時刻に会場にお集まりください。