企画展

アンドリュー・ワイエス展 アメリカの郷愁──心の風景を描く

ANDREW WYETH Retrospective

 アンドリュー・ワイエスはアメリカ、ペンシルヴァニア州に生まれ、高名な画家であり、イラストレーターであった父N.C.ワイエスから幼少の頃より、絵の手ほどきをうけました。10代後半からたぐいまれな描写力で、作家として認められるようになり、今日まで一貫してアメリカ東部の自然や人々の営みをモティーフにしてきましたが、特に父親の死後、自身の内面世界への広がりを感じさせる、魂の眼とも言えるような透徹した観察力と卓越した技術によって描き続けてきました。

 今回の展覧会では、1930年代の作品から最新作に至るまでの数多くの中から、その画業を振り返る回顧展にふさわしい作品を、作家自身とともに選び出し、テンペラ作品52点、ドライブラッシュ作品38点、水彩その他50点の合計140点によって構成しようとするもので、全作品の内97点をアメリカの美術館、個人所蔵家から、43点を日本国内からの出品によって、ワイエスが創り上げてきた世界の全体像をうかびあがらせようとするものです。

基本情報

[会期]
1995年2月3日(金)~1995年4月2日(日)
[会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
[開館時間]
10:00~18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
[休館日]
毎週月曜日
[観覧料]

一般 1,100(900)円
高校・大学生 800(600)円
小・中学生 500(300)円
※()内は20名以上の団体料金

[主催等]

[主催] 愛知県美術館、中日新聞社、中部日本放送

[後援] アメリカ大使館、愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市各教育委員会、JR東海

[協賛] 安田火災

[協力] 日本航空

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