企画展
シカゴ美術館展──近代絵画の100年
Masterworks of Modern Art from The Art Institute of Chicago 1850-1950
実験的な現代建築と街角を彩る彫刻モニュメントで有名なアメリカ中北部の大都市シカゴ。町の中心部に位置するシカゴ美術館は、美術学校や演劇学校を含む総合的な美術研究センターの一翼を担って1893年に開館しました。さまざまなジャンルと時代を網羅するその所蔵品は、シカゴの数多くのコレクターたちの寄贈によって次第に拡張し、中でも近代フランス絵画と現代美術のコレクションは質の高さで世界的にも有数の規模を誇っています。
本展覧会は、19世紀のヨーロッパ絵画、20世紀のヨーロッパ絵画、19・20世紀のアメリカ絵画の3つのパートで構成され、日本初公開を数多く含む名品67点で、ロマン派から印象派、20世紀初頭にヨーロッパ各地で起こった革新的な絵画運動を経て、戦後まもなくアメリカで生まれた抽象表現主義に至る近代絵画100年の激動の軌跡を振り返ります。
基本情報
- [会期]
1994年6月10日(金)~1994年7月24日(日)
- [会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- [開館時間]
10:00~18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)- [休館日]
毎週月曜日、7月12日(火)
- [観覧料]
一般 1,100(900)円
高校・大学生 800(600)円
小・中学生 500(300)円
※()内は20名以上の団体料金- [主催等]
[主催] 愛知県美術館、シカゴ美術館、朝日新聞社
[後援] 外務省、文化庁、アメリカ大使館、愛知県・名古屋市教育委員会、名古屋テレビ放送、ZIP-FM、JR東海
[協力] 日本航空
関連イベント
■記念講演会①「近代絵画の100年──出品作品を中心に──」
[講師] 栗田秀法(愛知県美術館学芸員)
[開催日] 1994年7月2日(土)
[場所]愛知芸術文化センター12階アートスペースA
■記念講演会②「ファン・ゴッホ神話の諸相」
[講師] 國府寺司(広島大学助教授)
[開催日] 1994年7月16日(土)
[場所]愛知芸術文化センター12階アートスペースA