企画展

現代の陶芸 1950-1990

Contemporary Ceramics 1950-1990

 今日の陶芸は、これまでの陶芸の領域をはるかに越え、現代美術の中でも重要な位置を占めるようになっています。

 1950年代、八木一夫らが結成した「送泥社」は、非実用的な陶芸いわゆる"オブジェ焼き"を発表しつづけ、日本の陶芸界に強い衝撃と新しい陶芸を予感させる動向を示し、その後の現代陶芸の展開に大きな影響をあたえました。そして、今日においては、創意にあふれた個性的な作家が全国的に輩出し、かつてない盛況をみせています。

 本展は、1950年代に端を発し、今や現代美術に大きな地位を占めるようになった空間芸術としての陶芸に視点をおき、現在に至るまでの過程をふまえたうえで、最近活躍している作家に焦点をあて、現在から未来に向けての陶芸の進む方向を探ろうとするものです

【同時開催】愛知の古陶 猿投・瀬戸 本多コレクション展

基本情報

[会期]

1993年7月16日(金)~1993年8月22日(日)

[会場]

愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)

[開館時間]

10:00~18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)

[休館日]

毎週月曜日

[観覧料]

一般 800(600)円
高校・大学生 600(400)円
小・中学生 300(200)円
※()内は20名以上の団体料金

[主催等]

[主催] 愛知県美術館、愛知県陶磁資料館

[後援] 朝日新聞社、JR東海

関連イベント