企画展
春の愛知県美術館──日本の戦後美術
1945年の敗戦で、社会批判を含む自由な美術表現が再び可能になりました。戦争体験をくぐり抜けた美術家たちは自らの体験を反芻しつつ、個の自由な表現を求めて活発な制作活動を1950年前後から再開しました。美術家たちの意気込みは1960年代に入っても変わらず、欧米の美術動向の吸収に貪欲な若い美術家たちも加わって、より自由な表現、より個性的な表現を作り出すべく、さまざまな実験と冒険が繰り返されました。
喧騒とエネルギーに満ちた20年間の諸相を愛知県美術館のコレクションでご紹介します。
基本情報
- [会期]
- 2004年3月6日(土)~2004年3月28日(日)
- [会場]
- 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- [開館時間]
- 10:00~18:00
金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで) - [休館日]
- 毎週月曜日
- [観覧料]
一般 500(400)円
高校・大学生 300(240)円
中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金- [主催等]
[主催] 愛知県美術館
関連イベント
■シンポジウム「愛知の60年代」
[パネリスト]近藤文雄(美術家)、吉岡弘昭(美術家)、中村英樹(美術評論家)
[日時]2004年3月20日(土)13:30-
■レクチャー&トーク《現代作家 自作を語る》シリーズ①「絵画について」
[講師]中村一美(美術家)
[日時]2004年4月6日(土)13:30-
[会場]アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)および10階展示室
■ギャラリー・トーク(学芸員による展示作品説明会)
[日時] 2004年3月13日(土)、3月27日(土)各回11:00-
※聴講無料。ただし観覧券が必要です。