企画展
ゴッホ美術館/クレラー=ミュラー美術館所蔵作品による ゴッホ展
Vna Gogh in Context
わずか10年の制作活動のうちに2000点もの作品を残し、燃えつきるように37年の生涯を閉じた画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。彼の作品は後世に大きな影響を与え、今日もなお私たちの心を揺り動かします。また、劇的なエピソードに彩られた彼の人生も、伝説のように時代を超えて語り継がれています。
その作品と生涯があまりにも個性的であるため、私たちはファン・ゴッホを「孤高の画家」と見なしがちですが、この展覧会は、彼の芸術を生んだ時代や文化的背景を紹介しながら、画家の素顔に近づくことを狙いとします。世界最大のゴッホ・コレクションを誇るオランダのファン・ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館の所蔵作品を中心に、ファン・ゴッホの原点から輝かしい頂点までを示す油彩画30点のほか、彼が影響を受けたバルビゾン派や印象派、および彼が交流した同時代の画家たちの作品30点、さらに関連資料多数を展示します。
基本情報
- [会期]
2005年7月26日(火)〜2005年9月25日(日)
- [会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- [開館時間]
10:00〜18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
- [休館日]
毎週月曜日(ただし9月19日[月・祝]は開館)、9月20日(火)
- [観覧料]
一般 1,400(1,200)円
高校・大学生 900(700)円
中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金- [主催等]
[主催]愛知県美術館、中日新聞社、NHK名古屋放送局、NHK名古屋中部ブレーンズ、(財)2005年日本国際博覧会協会
[後援]外務省、文化庁、オランダ大使館
[協力]日本航空、日本通運
関連イベント
■記念講演会 「ファン・ゴッホをめぐる<物語>の系譜」
[講師] 圀府寺司氏(大阪大学教授)
[日時] 2005年8月27日(土)13:30-15:00
[会場] アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
※申込不要・聴講無料。
■ギャラリー・トーク(学芸員による展示作品説明会)
[日時]2005年8月2日(火)、8月10日(水)、9月1日(木)、9月6日(火)各回13:30-14:30、14:45-15:45
※聴講無料。ただし観覧券が必要です。