企画展
愉しき家
Enjoyable House
「家」のかたちやイメージは、20世紀以降の絵画や彫刻、写真などの表現にしばしば登場します。「家」の外観はさまざまであっても、壁と屋根で囲われ、窓や扉の開口部のみ外側とつながる室内は、子どもにとっても大人にとっても私的で特別な場所です。本展では、絵画、彫刻、映像、建築などの分野で国内外で活躍する17人の作家の「家」をテーマにした作品を紹介します。現代人にとって「家」とは何かを改めて問いかけつつ、展示室内を訪ね歩きながら、愉しもうとするものです。
新作(東恩納、森北、中尾、西野、やなぎ)を含む、インスタレーション2件、立体23件、絵画11点、素描5点、写真33点、映像3点の、約80点の作品でさまざまなメディアとスケールで構成されます。
基本情報
- [会期]
2006年8月4日(金)〜2006年10月1日(日)
- [会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
- [開館時間]
10:00〜18:00
金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
- [休館日]
毎週月曜日 (ただし9月18日[月・祝]は開館)、9月19日(火)
- [観覧料]
一般 1,000(800)円
高校・大学生 700(500)円
中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金- [主催等]
[主催] 愛知県美術館、朝日新聞社、財団法人自治総合センター
[後援] 愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市各教育委員会
[特別協力] 日本ビクター株式会社
出品作家
東恩納裕一、小林のりお、小林孝亘、ヴォルフガング・ライプ、正木隆、ゴードン・マッタ=クラーク、森北伸、N55、中村一美、中尾寛、西野達、乃美希久子、さわひらき、塩田千春、ミハ・ウルマン、牛嶋均、やなぎみわ
関連イベント
■記念講演会①「旅する家」
[講師] やなぎみわ(出品作家)
[日時] 2006年9月2日(土)13:30-15:00
[会場] アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
[定員] 150名
■記念講演会②「忘却の写真論──変容する風景と写真──」
[講師] 小林のりお(写真家)×大嶋浩(写真評論家)
[日時] 2006年9月9日(土)13:30-15:00
[会場] アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
[定員] 150名
■ワークショップ「わたしたちのたのしい家」
木や布やセロハンなどいろいろな材料で家を組み立てます。
[日時] 2006年8月19日(土)・20日(日)〈2日間〉10:00-15:00
[場所] 19日(土) アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)、20日(日) アートスペースEF(愛知芸術文化センター12階)
[講師] 森北伸(出品作家)
[対象] 2日間通して参加できる小学1~4年生25人
[持参するもの] 弁当、飲み物
■パフォーマンス「息づく家」
[日時] 2006年9月10日(日)11:30-13:00、14:30-16:00〈2回公演〉
[出演] ジャン・サスポータス(ダンサー)&鈴木俊哉(リコーダー)、倉知可英+高木理恵+石川雅実(ダンサー)&中村新+田口美郷(パーカッション)、山崎広太(ダンサー)&齋藤徹(コントラバス)
■ギャラリートーク(学芸員による説明会)
[日時] 2006年8月12日(土)・8月26日(土)・9月16日(土)・9月23日(土)各回11:00-12:00