企画展

麻生三郎展

ASO SABURO

 1913年東京に生まれた麻生三郎(-2000年)は、画家の表現への圧力が増す戦時下の1943年、靉光や松本竣介らと「新人画会」を結成して自己主張を貫きました。いつ突然に死が訪れるかわからない時間の中で描いた妻や子の肖像は、闇に灯る命の明かりのようです。そして戦後には、復興や高度成長の陰で重い空気に抗して立つ人々を描いた《赤い空》の連作など、社会の現実を肌で感じながら、人間存在の核心に迫りました。

 初期の前衛的な作品から戦中の写実的な作品、そして混沌とした画面で人体と空間がせめぎあう晩年の作品まで、表現は大きく変貌しながらも、麻生の眼差しは常に、人がこの世に存在することのかけがえのなさに注がれていました。初公開作品を含む油彩・素描・立体計約130点で彼の活動を振り返り、その今日的意義を探ります。

基本情報

[会期]

2011年4月29日(金・祝)〜6月12日(日)

[会場]

愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)

[開館時間]

10:00〜18:00
金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)

[休館日]

毎週月曜日

[観覧料]

一般 当日 900(700)円
高校・大学生 600 (400)円
中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金

[主催等]

[主催] 愛知県美術館、東京国立近代美術館、日本経済新聞社、テレビ愛知

関連イベント