企画展関連イベント

アイチアートクロニクル1919-2019 記念講演会「アイチのチカラ、再び──公立美術館と地域美術史」

[講師]

福住廉(美術評論家)
副田一穂(当館学芸員)

[日時]

2019年6月22日(土)18:30-20:00

[会場]

アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)

[定員]

先着150名
※申込不要・聴講無料。開始時刻に会場にお集まりください。

 愛知県美術館は、開館した1992年度の企画展「20世紀 愛知の美術」、2013年度のコレクション展「アイチのチカラ!戦後愛知のアート、70年の歩み」と、これまでに2度、地域のアートシーンを振り返る大規模な展覧会を開催いたしました。今回の「アイチアートクロニクル1919-2019」は、これらの展覧会に対し、それ以降の調査研究を加え、内容を更新しようとするものです。

 美術と非美術との境界を問い直すような、より幅の広い表現の歴史に目を向けてきた美術評論家の福住廉氏は、「アイチのチカラ!」展について、同展の絵画偏重や美術館の収集方針の曖昧さが孕む問題を指摘されました。その福住氏を迎え、今日の美術館が地域の美術をどのように研究し、集め、紹介すべきか、そのあり方について、対談形式で議論します。