企画展

コートールド美術館展 魅惑の印象派

Masterpieces of Impressionism: The Courtauld Collection

《フォリー=ベルジェールのバー》エドゥアール・マネ
1881-82年 油彩・カンヴァス 96×103 cm コートールド美術館
(c)Courtauld Gallery(The Samuel Courtauld Trust)

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため3月1日(日)をもって閉幕した。

 ロンドンのコートールド美術館は、イギリスが世界に誇る印象派・ポスト印象派の殿堂です。マネ最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》、ルノワールが第一回印象派展に出品した記念碑的作品《桟敷席》、セザンヌ《カード遊びをする人々》、ゴーガン《ネヴァーモア》など巨匠たちの代表作がずらりと並びます。それらが貸し出されることは滅多にありませんが、このたびコートールド美術館の改修工事のために多くの名作が来日することになりました。美術館の創設者サミュエル・コートールド(1876-1947)はイギリスの実業家で、卓越した審美眼を持つコレクターでもありました。フランス近代絵画の魅力を母国に伝えたいと、1920年代を中心に、精力的な収集を行います。1932年、ロンドン大学に美術研究所が創設されることが決まると、コレクションを寄贈。研究所はコートールド美術研究所と名付けられ、その展示施設としてコートールド美術館が誕生しました。本展では、その研究機関という側面にも注目し、美術史研究や科学的調査の成果を取り入れながら、作品を読み解いていきます。選りすぐりの絵画・彫刻約60点との豊かな対話をお楽しみください。

基本情報

[会期]
2020年1月3日(金)〜3月1日(日) ※当初予定は〜3月15日(日)
[会場]
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
[開館時間]
10:00〜18:00
金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
[休館日]
毎週月曜日、1月14日(火)、2月25日(火)
※ただし、1月13日(月・祝)、2月24日(月・振)は開館。3月9日(月)は特別開館。
[観覧料]
一般 1,600(1,400)円
高校・大学生 1,300(1,100)円
中学生以下無料
※( )内は前売券および20名以上の団体料金です。前売券は愛知県美術館チケット売場、主要プレイガイドなどで販売(詳細は展覧会公式サイトへ)。
※前売券販売期間:2019年10月15日(火)~2020年1月2日(木)
※ローソンチケット(Lコード:42303)チケットぴあ(Pコード:769-898)
※上記料金で、同時開催のコレクション展もご覧になれます。
※「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかをお持ちの方、また、その手帳に「1種」または「1級」と記載のある方に付き添われる方は1名まで当日料金が半額となります。美術館チケット売場にて手帳をお示しになり、お買い求めください(付き添いの方はお申し出ください)。
※小・中学生は美術館チケット売場で無料観覧券をお受け取りください。
[外部サイト]

展覧会公式サイト:https://courtauld.jp/ ※公開を終了しました。

[主催等]

[主催] 愛知県美術館、朝日新聞社、NHK名古屋放送局、NHKプラネット中部

[後援] ブリティッシュ・カウンシル

[協賛] 凸版印刷、三井物産

[協力] 日本航空

見どころ

図録

19_3コートールド.jpgのサムネイル画像


コートールド美術館展 魅惑の印象派

執筆:エルンスト・ヴェーゲリン・ヴァン・クラーベルゲン(コートールド美術館館長)、カレン・セレス(コートールド美術館絵画部門学芸員)、三浦篤(東京大学教授)、永井隆則(京都工芸繊維大学准教授)、小泉順也(一橋大学大学院准教授)、大橋菜都子(東京都美術館学芸員)
翻訳:船岡美穂子(東京藝術大学講師)、アンドレアス・シュトゥールマン
校閲:岩田高明
ブックデザイン:川添英昭
制作:廣瀬歩(青幻舎)
プリンティングディレクション、富岡隆(凸版印刷)
印刷:凸版印刷
発行:朝日新聞社、NHK、NHKプロモーション

「コートールド・コレクション」カレン・セレス
Karen Serres, “The Courtauld Collection”

Chapter 1
画家の言葉から読み解く
Viewing Artworks through the Artist Himself
収集家の眼❶ ポール・セザンヌ

「セザンヌのアルカディア─プロヴァンス」永井隆則
「ベルナール宛セザンヌ書簡」永井隆則

Chapter 2
時代背景から読み解く
Viewing Artworks through Context
収集家の眼❷ ピエール=オーギュスト・ルノワール

「1874年のルノワール《桟敷席》」大橋菜都子
「《フォリー=ベルジェールのバー》をめぐる考察」三浦篤

Chapter 3
素材・技法から読み解く
Viewing Artworks through Materials and Techniques
収集家の眼❸ ポール・ゴーガン

「サミュエル・コートールドとポール・ゴーガン—フランスとイギリスを中心としたコレクション形成史の視座から」小泉順也

コートールド美術館とサミュエル・コートールド
作家解説
参考文献 Bibliography
作品リスト List of Works

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