次回の企画展

見どころ


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(1)ヴァシリー・カンディンスキー 《印象III(コンサート)》 1911年

(2)アウグスト・マッケ 《帽子店》 1913年

(3)ヴァシリー・カンディンスキー
《〈コンポジションVII〉のための習作2》 1913年


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(4)ヴァシリー・カンディンスキー
《ムルナウ―〈塔のある風景〉のための習作》 1908年

(5)ヴァシリー・カンディンスキー
《ガブリエーレ・ミュンターの肖像》 1905年


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(6)アレクセイ・ヤウレンスキー 《ムルナウの風景》 1909年

(7)フランツ・マルク 《虎》 1912年

(8)マリアンネ・フォン・ヴェレフキン 《自画像》 1910年頃

レンバッハハウス美術館所蔵
カンディンスキーと青騎士展

 抽象絵画の開拓者ヴァシリー・カンディンスキー(1866-1944年)と、そのカンディンスキーをリーダーに、第一次世界大戦前のミュンヘンで活躍したドイツ表現主義の芸術家グループ「青騎士」の展覧会です。カンディンスキーの初期から成熟期までの展開を辿りつつ、青騎士とその周辺の画家たちの仕事をご紹介してゆきます。

 1910年代前半、カンディンスキーの絵画は具象を突き抜けて抽象の次元へと入っていきます。そこでは深い精神性のもと、さまざまな鮮やかな色彩がハーモニーを奏で、宇宙をも想起させるような表現性に満ちた壮大な空間が実現されました。カンディンスキーはまた、そのように自らの芸術を追求していく中で、しばしば組織としての活動も熱心に行いました。1909年には、アレクセイ・ヤウレンスキー、ガブリエーレ・ミュンター、マリアンネ・フォン・ヴェレフキンらとミュンヘン新芸術家協会を設立しています。アウグスト・マッケやフランツ・マルクも後にこれに加入しました。しかし、協会内では次第に保守的な傾向が強まってゆき、それに反発したカンディンスキーは1911年、マルクやミュンターを伴って協会を脱退します。そして彼らは同年に第1回青騎士展を開催し、青騎士を公に旗揚げします。1912年には第2回青騎士展を行い、また、前年より企画されていた『青騎士』年鑑も刊行しました。こうして青騎士は1914年の第一次世界大戦勃発まで、ミュンヘンをヨーロッパの前衛芸術の中心の一つにする注目すべき活動を展開したのでした。

 本展は、世界随一の青騎士コレクションを誇るミュンヘンのレンバッハハウス美術館の全面的な協力のもとに開催されます。同館の所蔵品から厳選した約60点(うち、カンディンスキー約30点)によって、カンディンスキーと青騎士の芸術の精華をご覧に入れます。