過去の企画展

過去の企画展

国吉康雄展‐アメリカを生きた画家‐

会期 2004年8月6日[金]−2004年9月26日[日]
会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし9月20日[月・祝]は開館)、9月21日[火]
観覧料 一般/1100(900)円
高校・大学生/800(600)円
小・中学生/無料
※( )内は前売り、および20名以上の団体料金。
【主催】 愛知県美術館/NHK名古屋放送局/NHK中部ブレーンズ
【後援】 外務省/文化庁/アメリカ大使館/愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市各教育委員会

 没後50年を迎えた画家、国吉康雄(1899‐1953)。17歳でひとりアメリカに渡った彼は、美術にめざめ、苦労しながらニューヨークで絵画を学びました。その後ほとんど日本に帰ることなく活動した彼は、戦前戦後を通じてアメリカを代表する美術家のひとりに数えられ、高い評価を得るにいたりました。

 しかし国吉が生きたのは、日本人移民排斥、大恐慌、第二次世界大戦と、アメリカ社会が激しく揺れ動いた時代でした。自由と民主主義の理想を掲げるアメリカを信じた彼は、日本人であることで苦しみも味わいました。その作品には一貫して、国の違いを越えた人間としての「いのち」の力に託す希望が読み取れます。国吉は社会の片隅に生きる弱い立場にあるものを描きました。それは国吉が、国や文化や貧富の差を越えて、全ての人間の中に等しくある力強い「いのち」の姿を見出していたからです。国吉がこの「いのち」の姿を見据えることができたのは、彼自身もまた、アメリカの理想と現実のはざま、そしてアメリカと日本という二つの国のあいだに立つ、寄る辺のない存在だったからではないでしょうか。

 この展覧会は、アメリカと日本国内より集めた油彩104点、写真作品25点あわせて129点により、国吉の画業を今日の視点から振り返ります。

■企画展関連イベント
記念講演会
 「国吉康雄の夢の島」
[講師] 市川政憲(愛知県美術館館長)
[日時] 2004年8月7日[土] 13:30-15:00
[会場] 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA

※聴講には事前申し込みが必要。


記念講演会
 「国吉康雄―アメリカ人として、芸術家として」
[講師] 小澤善雄氏(アメリカ文化研究家)
[日時] 2004年8月21日[土] 13:30-15:00
[会場] 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA

※聴講には事前申し込みが必要。


記念講演会
 「日米交流150周年記念講演会 ソーシャル・リアリズム1930-1950」
[講師] フレデリック・ハリス氏(画家)
[日時] 2004年9月4日[土] 13:30-15:00
[会場] 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA

※聴講には事前申し込みが必要。


ギャラリー・トーク(学芸員による展示作品説明会)
[開催日] 2004年8月6日[金]、8月11日[水]、8月19日[木]、9月11日[土]
[時間] 8月6日のみ18:00-19:00、その他の日は11:00-12:00

※聴講無料。ただし観覧券が必要。