過去の企画展

過去の企画展

ベン・ニコルソン展 イギリスの詩情―重奏するかたち―

会期 2004年4月9日[金]−2004年5月23日[日]
会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし5月3日[月・祝]は開館)、5月6日[木]
観覧料 一般/1100(900)円
高校・大学生/800(600)円
小・中学生/500(300)円
※( )内は前売り、および20名以上の団体料金。
【主催】 愛知県美術館/中日新聞社
【後援】 ブリティッシュ・カウンシル/愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市各教育委員会
【協力】 日本航空

 ベン・ニコルソン(1894-1982)は20世紀を代表するイギリスの抽象画家で、第二次世界大戦後に国際的に知られるようになりました。ニコルソンは、父親で画家のウィリアムの重厚なリアリズムから出発し、1920年代には素朴な画風の静物画や風景画をおもに描いていましたが、同時にパリの美術界との接触から純粋な抽象絵画も残しています。二番目の妻になるバーバラ・ヘップワースと1931年に知り合ってからは幾何学的抽象へと向かい、やがて白一色の<ホワイト・レリーフ>を制作します。この時代、パリの「抽象=創造」やイギリスの「ユニット・ワン」といった前衛的な抽象芸術グループに参加しています。1930年代末から戦後にかけてはセント・アイヴスで抽象化の進んだ静物画や風景画を描き、1950年代後半からはスイスに暮らして生涯精力的に創作を続けました。この展覧会は、テートをはじめとするイギリスの主要な美術館や個人コレクションを中心に、欧米の美術館と日本国内に所蔵されている作品を加えた約90点の作品によって、初期から晩年に至るまでのニコルソン芸術の全貌を明らかにしようとするものです。具象と抽象という両極を揺れ動きながら、とぎすまされた造形感覚によって生み出されたニコルソンの作品が、われわれ日本人の感性とどこかで響き合っているのを実感いただけることでしょう。

■企画展関連イベント
記念講演会
 「ベン・ニコルソンの芸術」
[講師] 古田浩俊(愛知県美術館主任学芸員)
[日時] 2004年5月1日[土] 13:30-15:00
[会場] 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA

※聴講無料。事前申込みが必要。


ギャラリー・トーク(学芸員による展示作品説明会)
[開催日] 2004年4月16日[金]、4月24日[土]、5月7日[金]、5月15日[土]
[時間] 各回 11:00-12:00

※聴講無料。ただし観覧券が必要。