過去の企画展

過去の企画展

レオン・スピリアールト展

会期 2003年8月5日[火]−2003年9月23日[火・祝]
会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし9月15日[月・祝]は開館)、9月16日[火]
観覧料 一般/1100(900)
高校・大学生/800(600)円
小・中学生/500(300)円
※( )内は前売り、および20名以上の団体料金。
【主催】 愛知県美術館/中日新聞社
【後援】 ベルギー王国大使館/財団法人ベルギーフランドル交流センター/愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市教育委員会
【協力】 日本航空

 レオン・スピリアールト(1881-1946)は、20世紀初頭のベルギーで、いかなる流派にも属さずオリジナリティにあふれる作品を描いていた画家です。彼の名は、生前にはほとんど母国でしか知られていませんでしたが、近年欧米を中心に広く注目されるようになり、現実と幻想が交差する独特の絵画世界に魅せられる人々は増えつづけています。この展覧会は、神秘の画家スピリアールトの芸術を、日本で初めて本格的に紹介するものです。

 ベルギー北西部の海辺の町オーステンドに生まれたスピリアールトは、18歳で入学した美術学校をわずか数ヶ月で退学し、その後はヨーロッパ世紀末のさまざまな美術や文学に接しながら、彼ひとりの力で独自の絵画をつくりあげました。彼がとりあげた題材は、香水店と美容室を営む生家の室内や、故郷オーステンドの海岸風景など、身近なものばかりです。しかし、スピリアールトはそれらの平凡な日常の光景にみずからの孤独や不安を投影して、白昼夢のような幻想性をおびた空間に変貌させました。病弱で不眠症だったともいわれるスピリアールトの視覚が生み出した神秘的な世界は、見る者にどこか不安を与えながら、同時にとりこにしてしまう魅力に満ちています。

 この展覧会は、ベルギー各地の美術館や個人コレクターが所蔵する93点の作品によって構成されます。スピリアールトの創造力が最もよく発揮された1900年から1913年までの時代を中心に選び抜かれた作品群は、この知られざる画家の奥深い魅力を明らかにするでしょう。

■企画展関連イベント
記念講演会
 「知られざる神秘空間―レオン・スピリアールトとその時代」
[講師] 福満葉子氏(ブリヂストン美術館学芸員)
[日時] 2003年9月6日[土] 13:30-15:00
[会場] 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA

ギャラリー・トーク(学芸員による展示作品説明会)
[開催日] 2003年8月30日[土]、9月5日[金]、9月12日[金
[時間] 各回 11:00-