過去の企画展

過去の企画展

戸谷成雄展 ―森の襞の行方―

会期 2003年6月6日[金]−2003年7月27日[日][
会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし7月21日[月・祝]は開館)、7月22日[火]
観覧料 一般/1000(800)円
高校・大学生/700(500)円
小・中学生/400(200)円
※( )内は前売り、および20名以上の団体料金。
【主催】 愛知県美術館/中日新聞/東海テレビ放送
【後援】 愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市教育委員会
【助成】 財団法人地域創造
【協力】 SHUGOARTS/KENJI TAKI GALLERY

 戸谷成雄(1947年長野県生まれ、愛知県立芸術大学彫刻家卒業、埼玉県在住)は、木のブロックをチェーンソーで彫り刻む「森」のシリーズで知られる彫刻家です。60年代から70年代にかけて、素材的にも形態的にも「彫刻」の表現や意味は大きく変化しました。70年代の半ばに大学を卒業し本格的な活動を開始した戸谷は、敢えて「彫刻」の意味にこだわり続け、「彫刻」を自らの手で再生させる方法を模索します。こうして、70年代の後半から80年代の初頭にかけて、「露呈する《彫刻》」や「仮設の《彫刻》」などのシリーズが登場しました。「彫刻」をめぐる彼の探究は、1984年に鉄芯を埋め込んだ木のブロックをチェーンソーで掘り込んだ「森」として結実します。以後、戸谷にとって「森」は世界を認識し、彫刻として造形化するための中心的な構造概念となり、今なお、彫刻を立ち昇らせる「視線」の作用や、彫刻の表層で折り畳まれる「襞」の概念を問いかけつつ、地上世界と地下世界、その「境界」とその両側に発生するスリリングな構造関係を示し、「森」をめぐる豊穣なコスモロジーを展開しています。

 今回は、こうした戸谷の彫刻世界を、「森」シリーズ以降の代表的な立体作品約20点と素描約40点の近作、そして新作でご紹介します。

 彫刻家戸谷が創り出す精気に満ちた森を散策してください。

■企画展関連イベント
記念講演会
 「森化する世界」
[講師] 戸谷成雄(作家)
[日時] 2003年6月29日[日] 13:30-15:00
[会場] 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA

※聴講無料。事前申込みが必要。


ギャラリー・トーク(学芸員による展示作品説明会)
[開催日時] 2003年 6月14日[土] 14:00-
6月20日[金] 18:00-
7月10日[木] 10:30-
7月17日[木] 14:00-

※聴講無料。ただし観覧券が必要。