過去の企画展

過去の企画展

アムステルダム国立美術館所蔵 17世紀オランダ美術展 レンブラント、フェルメールとその時代

会期 2000年4月7日[金]−6月18日[日]
会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日
観覧料 一般/1200(1000)円
高校・大学生/900(700)円
小・中学生/600(400)円
※( )内は前売り、および20名以上の団体料金。
【主催】 愛知県美術館/中日新聞社/中部日本放送
【後援】 外務省/オランダ大使館/愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市各教育委員会
【協力】 KLMオランダ航空会社/朝日生命/日本通運
【協賛】 昭和シェル石油/東京海上

 1790年代に歴史が始まったアムステルダム国立美術館は、5000点を越える絵画のほか素描や版画の豊かなコレクションによって世界中にその名が知られ、なかでもレンブラント不朽の名作《夜警》に代表される17世紀のオランダ絵画は、質量ともに他をしのぐ内容を誇っています。

 いまから400年ほど前、念願の独立を勝ち得たオランダは、政治と経済の両面でヨーロッパ随一の力をもつ国家として「黄金時代」を迎え、固有の芸術文化を花開かせようとしていました。富を得た人々は競い合うようにして自宅の壁を絵画で飾り、その需要にこたえるために画家たちもまた互いの技量を高め合いました。人間心理の奥底にまで光をあてて深い精神構造をかたちにしたレンブラント。苦悩に満ちた内面を表しながら、抜きんでた技量によって光と影を描き分けた風景画家ライスダール。明るく深みのある色彩と静かで落ち着いた構図をもつ宝石のような絵画によって、19世紀半ば以降ふたたび脚光を浴びるようになったフェルメール。そうした巨匠たちをはじめとする数多くの画家が、黄金時代にふさわしい質の高い「オランダの美術」をつくりあげていったのです。

 こんにちの私たちにとって一般的なものとなっている肖像画、静物画、風景画、そして日常生活のひとこまを映し出す風俗画などといったジャンルが、この時代のオランダで誕生したことは特に記憶されるべきでしょう。今回の展覧会では、アムステルダム国立美術館の所蔵作品から選び抜かれた絵画、水彩、素描、版画の96点を、そうしたジャンルごとに展示し、ご紹介いたします。

■企画展関連イベント
連続講演会 「ヨーロッパ美術紀行ー魅惑の17世紀」

第1回 「写実と日常の向こう側ーもう一つのオランダ絵画」

[講師] 幸福 輝(国立西洋美術館学芸課長)
[日時] 2000年4月15日[土] 13:30-15:00

第2回 「フランドルー偉大なる雅俗折衷の王国」

[講師] 寺門臨太郎(愛知県美術館学芸員)
[日時] 2000年4月22日[土] 13:30-15:00

第3回 「イタリアー軽くて薄い美術」

[講師] 拝戸雅彦(愛知県美術館学芸員)
[日時] 2000年4月29日[土] 13:30-15:00

第4回 「明晰さの礼賛―フランス王立アカデミーの理想と現実」

[講師] 栗田秀法(愛知県美術館学芸員)
[日時] 2000年5月20日[土] 13:30-15:00

第5回 「スペイン美術―聖と俗の架橋」

[講師] 雪山行二(愛知県美術館副館長)
[日時] 2000年5月21日[日] 13:30-15:00

スライド・レクチャー(学芸員による展示作品説明会)
[開催日] 2000年4月8日[土]、4月9日[日]、5月21日[日]の10:30-
5月26日[金]、6月2日[金]の18:00-