過去の企画展

過去の企画展

20世紀美術の冒険 アムステルダム市立美術館コレクション展

会期 1997年9月12日[金]−1997年11月3日[月・祝]
会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(9月15日、11月3日は開館)、9月16日
観覧料 一般/1,100(900)円
高校・大学生/800(600)円
小・中学生/500(300)円
※( )内は前売り、および20名以上の団体料金。
【主催】 愛知県美術館/中日新聞社/東海テレビ放送
【後援】 外務省/文化庁/オランダ大使館/愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市各教育委員会/JR東海
【協力】 KLMオランダ航空
【企画協力】 ナンジョウアンドアソシエイツ

 アムステルダム市立美術館は、20世紀美術のコレクションにおいて世界でも指折りの規模と内容を誇っています。1995年に開館百周年を迎えた同館の全面的な協力を得て、このたびそのコレクションから選び抜かれた65点の作品が名古屋で紹介されることになりました。

 さまざまな科学上の発見、機械文明の急速な進歩、都市形態の発展、そして二つの世界大戦と、世界全体が激動のかずかずを体験した20世紀は、美術の領域においても歴史上もっとも激しい変化が繰り返された時代でした。幾世紀にもわたってヨーロッパ美術を呪縛してきた、自然を眼に見えるとおり再現するように描くという原則は、今世紀の初頭に登場した多くの前衛的な動きによって解体されました。感情のおもむくまま本能の叫びを率直に表現すること、現実世界から離れた美術固有の原則に基づいてかたちを創造してゆくこと、外見的な自然の奥深くに隠れている本質的なものを眼に見えるようにすることなど、20世紀の美術家たちは、美術表現に多様な可能性を見いだそうとしました。それは現在でも途絶えることなく続けられており、まさに、美術表現の実験と「冒険」と言えるのです。

 今回の展覧会は、前世期に早くもその「冒険」の第一歩を踏み出そうとした二人の偉大な画家、セザンヌとファン・ゴッホに始まり、アムステルダム市立美術館コレクションの核となるモンドリアンやマレーヴィチの代表作、あるいはシャガール、ピカソの傑作、そして第二次大戦以降の代表的な抽象美術の芸術家たちによる珠玉の名品多数をつうじて、20世紀美術の「冒険」のさまを知る絶好の機会となるでしょう。

■企画展関連イベント
記念講演会 「セザンヌからモンドリアンまでー抽象絵画の成立と展開―」
[講師] 五十殿 利治(筑波大学助教授)
[開催日] 1997年9月27日[土] 13:30-
[会場] 愛知芸術文化センター12階 アートスペースA

ギャラリー・トーク(学芸員による展示作品説明会)
[開催日] 1997年9月13日[土]、9月20日[土]、10月11日[土]、 10月25日[土]
[時間] 各回 11:00−

※聴講無料。ただし展覧会入場券が必要。