過去の企画展

過去の企画展

没後50年 ボナール展

会期 1997年3月28日[金]−5月18日[日]
会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日(ただし5月5日[月・祝]は開館)、5月6日[火]
観覧料 一般/1100(900)円
高校・大学生/800(600)円
小・中学生/500(300)円
※( )内は前売り、および20名以上の団体料金。
【主催】 愛知県美術館/中日新聞社/東海テレビ放送/東海ラジオ放送
【後援】 フランス大使館/愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市各教育委員会
【協賛】 安田火災
【協力】 日本航空

 ピエール・ボナール(1867-1947)は、ふと出会った何気ない身近な一瞬の光景に見いだされる魅惑の数々を、すぐれた色彩感覚と大胆な画面構成とで描き続けたフランスの画家です。描く喜びのうらに絵画制作の難しさをたえず感じながら、絵画のために一生をささげました。はじめパリを中心に活動していた彼は、1909年に南フランスを訪れた際、その明るく光あふれる独特の風土につよく動かされ、その後北フランスと地中海沿岸とを行き来する生活を送りました。ボナールの名は、一般には、家庭の日常に見いだされる小さな悦びを印象派的な画風で数多く描きだしたことで、ヴュイヤールとならんで「親密派(アンティミスト)」の画家として知られています。けれども彼は、前世紀末には「ジャポニスム」の流れの中で重要な仕事を行ったり、1925年以降に描かれた作品では戦後絵画の新しい動きを予示する独自の仕事をするなど、隠れた革命家でもありました。

 この展覧会は、親しみやすさのうらに革新性のひそんだボナールの幅広い画業を没後50年を機に改めてふりかえってみようとするもので、国内外の主要美術館および個人所蔵家のご協力により、油彩画約70点を中心に初期のグラフィック美術をくわえて構成されます。

■企画展関連イベント
記念講演会 「ボナールとその時代」
[講師] 中山公男(群馬県立近代美術館長)
[日時] 1997年4月5日[土]

記念講演会 「ボナールの印象派摂取と新たな展開の端緒」
[講師] 栗田秀法(愛知県美術館学芸員)
[日時] 1997年4月6日[日]

記念講演会 「未来の画家ボナール―遠くにあるものの近さ」
[講師] 松浦寿夫(東京外国語大学助教授)
[日時] 1997年4月12日[土]

シンポジウム(日仏美術学会第73回例会として)
 「ピエール・ボナール 未来の画家」
[パネリスト] 天野知香(お茶の水女子大学助教授)、鷲見和紀郎(彫刻家)、栗田秀法(愛知県美術館学芸員)
[基調報告/進行] 松浦寿夫(東京外国語大学助教授)
[日時] 1997年4月12日[土]

ギャラリー・トーク(学芸員による展示作品説明会)
[講師] 1997年4月17日[木]、4月24日[木]、5月1日[木]、5月8日[木]
[日時] 各回 11:00−12:00