過去の企画展

過去の企画展

抽象表現主義展 アメリカ現代絵画の黄金期

会期 1996年7月26日[金]−9月16日[月]
会場 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
開館時間 10:00-18:00 金曜日は20:00まで (入館は閉館の30分前まで)
休館日 毎週月曜日
観覧料 一般/1100(900)円
高校・大学生/800(600)円
小・中学生/500(300)円
※( )内は前売り、および20名以上の団体料金。
【主催】 愛知県美術館/中日新聞社
【後援】 愛知県・岐阜県・三重県・名古屋市各教育委員会/JR東海
【協賛】 安田火災
【協力】 日本航空

 抽象表現主義は第二次大戦後から1950年代にかけてアメリカで隆盛した美術運動です。この抽象表現主義の登場により、美術の中心はパリからニューヨークに移り、現在に至っています。そしてコンテンポラリー・アートと総称される戦後の美術は、まさにこの抽象表現主義から始まっているのです。ですから抽象表現主義の画家たちは、世界の戦後絵画の基礎を築いた人たちともいえます。

 一概に抽象表現主義とはいってもその様式は各人各様で、ひとつの典型的な様式といったものはありません。そこで便宜的にアクション系とカラー・フィールド系の二つに大別されてきました。ポロックに代表されるアクション・ペインティングは、描くという行為(アクション)自体を前面に押し出し、身体全体を使って描くことにより運動感に富んだ力強い画面を生み出しました。一方ニューマンに代表されるカラー・フィールド・ペインティングは、広い色面(カラー・フィールド)を画面いっぱいに広げて、見る人を崇高な世界へと誘います。またこのどちらの系統にも属さない画家もいます。このような様式的な違いがあるものの、抽象表現主義の絵画は中心がなく画面全体が均質(オール・オーヴァー)で画面の外に拡散していくような広がりのある画面、見る人を圧倒する画面の大きさといった特徴を共有しています。この展覧会では、16人の画家の1950年代を中心とした作品約70点により、最盛期の抽象表現主義を紹介します。

■企画展関連イベント
記念講演会  「抽象表現主義絵画の見方」
[講師] 本江邦夫(東京国立近代美術館美術課長)
[日時] 1996年7月27日[土] 13:30-15:00

記念講演会 「行為と感情―ニューヨーク派の冒険―」
[講師] 建畠 晢(多摩美術大学教授)
[日時] 1996年8月3日[土] 13:30-15:00