学校と愛知県美術館による鑑賞実践例

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ぼくもわたしもげいじゅつ家 〜シーガルにちょうせん!〜
対象作家・作品 ジョージ・シーガル 
ロバート&エセル・スカル夫妻の肖像
実践タイトル ぼくもわたしも芸術家
ねらい シーガルに挑戦!
対象学年 小3
指導の構成 (流れ) 美術館     1時間     鑑賞、意見交換
学校         7時間     実技
                 制作、ホームページづくり
準備教材 石こう、包帯、デジタルカメラ 画集、(詳細は指導案参照)
学校名 名古屋市立白金小学校
教諭名 竹内清美(2003年度)
 

【当日の様子】

シーガルを知る

足形制作の様子

校庭に足形を飾る

合成の絵の制作

【実践のねらい】

  • 作家の制作方法を知り、色やかざりを工夫して自分なりの足形を作る。
  • 校庭のお気に入り場所に足形を置き、デジタルカメラで写して作品を作る。
  • 足形とお気に入りの場所をデジタルカメラで写し、コンピュータに取り込み、合成の絵を作る。

【実際の様子】

 学習活動と児童の反応、活動の様子

(事前)
 常設展でシーガルの作品に興味を持ち、自分たちも作ってみたいという意見が出たて制作することになった。

  1. シーガルってどんな人?
    シーガルの画集を見てシーガルの作品や、制作方法について知る。
      ・ 本物の人間を使って作ったんだね
      ・ いろいろな人をモデルにして作ったんだね
  2. 制作手順を聞き、グループで協力し合って制作する。
    (1)石こうを水で溶き、好きな色を混ぜる
    (2)ビニル袋に足を入れ、輪ゴムでとめる。
    (3)足に包帯を巻く
    (4)石こうをつける。
    (5)石こうが固まってきたら足を抜く。
      ・ つめたーい
      ・ せっこうがかたまってきたらあつくなってきたよ
      ・ 色もつけたいな
      ・ かざりもつけよう
      ・ あ!ぬけた
  3. お気に入りの場所に足形をおいて作品を作る。
    (1)花だん、観察池など校庭でお気に入りの場所を決める。
    (2)グループの足形を置いてデジタルカメラで写して作品にする。
  4. 「合成の絵」を作る。
    (1)自分の足形の写真をコンピュータに取り込み切り取る
    (2)体験学習の現場でお気に入りの場所を選んでデジタルカメラで写し、コンピュータに取り込む
    (3)背景に足形を貼り付けて合成の絵を制作する。
      ・ 美術館や博物館やオアシスなどの自分のお気に入りの場所と自分の足形をデジカメで撮って記録しパソコンで合成して絵を作ったよ

【感想および今後の課題】

 「足形作り」は自分たちで見つけた課題であるためか意欲的に活動できた。友だちと石こうを交換してカラフルな足形を作ったり、余った石こうで飾りを付けたりして工夫がみられた。作家の追体験から発展して児童の独創性のある制作活動ができた。コンピュータを利用して「合成の絵」を制作したが、ソフトの特性を把握しきれず、トラブルに対応しきれなかったこともあった。この題材も大変危険が伴う。本校が、テレビ会議システムの指定校であり、学校の協力が得られたこと、専門技能を持った講師を招いて授業できたので実現できた。